秋元通信

【秋元通信】 秋元の採用活動、公開しましょう! 

  • 2014.11.19

こんにちは。
樹々も色づき始め、街には晩秋のふんいきが漂っています。
今回の秋元通信は、「採用」をテーマにお届けします。


■ 今号のメニュー ■
1.秋元の採用活動、公開しましょう!
2.運送関連ニュース
3.物流企業における女性の雇用を考える



■ 秋元の採用活動、公開しましょう! ..。..。..。..。..。..。..。

物流関係者の皆様とお話しをしていると、人不足問題がたびたび話題にあがります。
今回は、採用活動に関する統計データをご案内しつつ、今秋弊社自身が行った採用活動の内容と結果をお伝えします。

皆様の会社では、採用媒体として何をご利用されていらっしゃいますか?
新聞折込、ハローワーク、もしくはリクナビを始めとする就職情報サイト(求人サイト)など、様々な採用媒体が存在しますが、もっとも結果が望みやすいのはどれでしょうか。

◇求人広告掲載件数等集計結果(平成26年9月分) (公益財団法人全国求人情報協会)
http://www.zenkyukyo.or.jp/outline/research.php

◇ハローワークを介して就職した人数※
https://drive.google.com/file/d/0ByDWE_nG_RGgMkp1QS16UWQyaGM/view?usp=sharing

ふたつの統計結果を考察すると、「就職情報サイト(求人サイト)」のひとり勝ち状態が明確です。「ハローワーク」、「有料求人情報誌」、「フリーペーパー」、「折込求人紙」はいずれも下降傾向にあります。興味深いのは、ハローワークの推移。2005年のITバブル崩壊、2008年のリーマン・ショックのふたつの大きな底がありますが、よく見るとそれ以前、つまり景気が右肩上がりの時から減少傾向が始まっているのが分かります。現在の景気が上昇傾向にあるとすると、ハローワークを介した就職数は、一旦景気の底に到達するまで下がり続けることが予測されます。

就職情報サイトが、現在の採用活動における主流となっていることは、まず間違いないことでしょう。しかし、就職情報サイトを企業の採用活動に利用すると、他媒体に比べ費用がかさみます。では、採用コストというのはどれくらいが相場なのでしょう?

◇「新卒一人あたりの採用コスト」は200万円が相場!? (OBC NETサービス)
https://www.obcnet.jp/col/jinzai15.html
「新卒一人あたりの採用コスト」は、50万円から200万円以上とまとめられています。

◇2015年卒マイナビ企業新卒内定状況調査 (マイナビ)
http://saponet.mynavi.jp/release/naitei/data/naitei_2015.pdf
72ページに、上場企業43.3万円、非上場企業46万円、平均45.5万円と記載されています。
ちなみに、筆者がWebサイト制作を手がけた各社人事担当者から直接聞いた一人あたりの採用コストも、大体50万円から120万円くらいで、高いところで200万円くらい。企業事情、業界によって多少の差はあるものの、就職情報サイトの広告出稿費用、会社説明会費用等をまとめた一人あたりの採用コストは、だいたいこのような相場感になるものと思われます。

では、弊社秋元運輸倉庫の場合はどうだったのか?
9月から10月にかけて行った採用活動の結果は以下のとおりです。
・幹部候補(内勤職)募集
32名応募、女性を1名採用。

・ドライバー募集
18名応募、2名内定。

就職情報サイトへの募集広告掲載費用は、トータル約70万円でした。

今回、弊社の募集広告で留意した点は以下のとおりです。
・福利厚生の充実をアピール。
・女性を採用したかったため、広告全体の構成、文章を女性にアピールするように意識。

現在では、男女雇用機会均等法により、直接的に女性を募集することは困難です。しかし、就職情報サイト側のアドバイスも受け、女性を意識した広告内容にデザインしました。

また、今回弊社に入社した女性にインタビューを行いましたので、その内容をお知らせしたいと思います。

1.なぜ運送会社へ転職したのか?
運送会社に応募したのは結果です。「異業種転職」、「福利厚生の充実」、「ベンチャーではなく、歴史がある会社であること」、「夜遅くまで働かされないこと」をポイントに探した結果、秋元を見つけました。

2.一般的に、運送会社には女性が少なく、女性が働きにくいようなイメージはなかったのか?
女性が少ないと働きにくいんですか?(逆に尋ねられました)
そのようなイメージや意識はありません。元々、大学は理系学部に通っており、女性比率は5%ほどの環境にいましたから。逆に女性が多い職場は面倒くさそう(笑

3.女性向けの施設や装備が少ないといった不安はなかったか?
女子トイレくらいあるでしょ、と思ってました(笑

もしかすると、物流業界にいる我々は、「物流業界では女性は働きにくい」、「物流業界は人気がない」といった先入観に囚われているのかもしれませんね。
国土交通省 トラガール推進プロジェクト(http://www.mlit.go.jp/jidosha/tragirl/)、もしくは先日の福山通運における女性採用ニュース(後述)のような取り組みもありますが、業界全体の問題ではなく、一企業における女性採用活動を考えると、アピールポイントは意外に身近なところにあるのかもしれません。


補足
※職業安定業務統計(一般職業紹介状況) (政府統計調査)
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001127725
上記、「8.就職件数」を再集計したものです。


■ 運送関連ニュース ..。..。..。..。..。..。..。
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 「物流ウィークリー」から、運送関連ニュースを
 ピックアップしてご案内いたします。
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◇予想外の反応に驚き?応募者増えた求人方法
◇募集時の給与調査 大型、トレーラで増額傾向
◇「給料か休みか」ドライバー究極の選択 全国で意識調査 6割が「稼ぎたい」4割が「休みを」
◇2トン・4トンの魅力薄れ 帰って来ないドライバー
※記事本文は物流ウィークリーWebサイトをご覧ください。




■ 物流企業における女性の雇用を考える ..。..。..。..。..。..。..。

先月、福山通運が今後5年間でドライバーの一割を女性にする計画を発表しました。
◇トラック野郎、もう古い? 福山通運、女性1割に拡大へ (朝日新聞)
http://t.asahi.com/g4qg

以前の秋元通信でもお知らせしたとおり、国土交通省は女性ドライバーの増加を狙い、トラガールなるプロジェクトも開始しています。
ドライバーにかぎらず、物流業界での女性雇用、女性活用には関して、今回は考えてみたいと思います。

◇「女性の働き方に関する調査」 (マイナビウーマン)
http://woman.mynavi.jp/pr/110527-004/

同アンケートによると、「女性にとって働きやすい」条件のトップは「人間関係が良い」。「女性にとって働きにくい」条件のトップは「女性の管理職がほとんどいない」となっています。
今号のメイン記事において、弊社に入社した女性の場合は、職場に女性が少ないことに関する抵抗感はないと答えてくれました。しかし、女性の先輩がいて、かつ良好な人間関係が結べることを期待する女性は多いかと思います。

◇○○の本音 佐川急便採用サイト 先輩のインタビュー
http://www.sagawa-exp.co.jp/recruit/passion/interview/

佐川急便の採用サイトにおいて、ドライバーインタビュー3名のうち2名は女性です。佐川急便は以前から女性雇用を打ち出していますが、「女性の働きやすい職場」を意識して、このようなコンテンツづくりを心がけているのでしょう。

◇「女性の就業意識に関するアンケート調査」 (第一生命)
http://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2014_064.pdf

10ページに、「現在の勤め先を選んだ理由」があります。男性の一位は「仕事内容」ですが、女性の一位は「勤務時間や勤務日数が自分の生活に合っているから」となっています。女性正社員の47%、助成非正社員では64%がこのように答えています。
なお、同レポートでは、新卒採用の女性を対象としたアンケートでは「仕事内容」を選ぶ人が多いことから、結婚や出産等のライフイベントを経験することにより、女性は自分の生活との両立を望むようになる傾向を示唆しています。

女性活用の進んだ企業としては、ベネッセコーポレーションが有名です。個人情報流出騒ぎで、最近ちょっと名前をおとしてしまいましたが…
ベネッセにおける女性活用方針を調べていくと、さまざまなヒントが見つかります。

◇いきいきと成果を残せる企業であるために/女性活躍&ワークライフバランスの先進企業を紹介 (ハナジョブ)
http://hanajob.jp/career/lead/lead.php?view=045

「育児休暇は女性だけのものではない!男性も取得しやすい仕組みを」
「ワーキングマザーは、子育てとの両立のために限りある時間の中で集中して仕事をする」
「時間に制限のある働き方をする社員が増えている。そういった社員に、いかに活躍してもらうか?」
以上は、記事中のポイントを抜粋したものです。

最後に、女性ドライバーの活用をすすめる某運送会社の事例をご紹介しましょう。

その運送会社では、病院および調剤薬局への医薬品配送を請け負っています。配送では、棚入れまで求められるとのこと。細やかな配慮が必要な同配送では、男性、特にドライバー経験のある男性ではどうにもうまくいなかったそうです。仕事が細かすぎてドライバー自身もストレスを感じること、また男性ドライバーによる配送は、配送先のお医者様や職員からの評判も芳しくなかったようです。
そこで同社では、女性パートをドライバーとして雇用します。荷物の性質上、軽バン、ワンボックスで配送が行えることも女性雇用にプラスに働きました。また、午前だけ、午後だけといった働き方ができることも、子育てとの両立を優先する女性には都合が良く、現在では荷主の求めに応じ、順調に車両台数と配送エリアを拡大しているそうです。

物流業界における女性の雇用、活用に関しては、継続的に考えていきたいと思います。女性の活用について、秋元通信でご紹介してもよい、インタビューを受けてもよいという会社様がありましたら、ぜひご連絡をいただければ幸いです。


最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。




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