秋元通信

【秋元通信】 アルケミートレード、出立!

  • 2015.3.17

こんにちは。

 

まさに三寒四温、落ち着かない天候が続いていますが、だんだんと春の気配を感じるようになってきました。

暖かくなってくると、花粉症に悩まされる方も多いことと思います。

今年の花粉飛散量予測は、全国では昨年比1割増、東日本では3割増の予想。特に関東では、5割増との予想です。聞いただけでくしゃみが出そうな数字です…

筆者は近年、鼻腔内に塗りつけるイオンタイプの薬を使っていますが、意外と良いです。

飲み薬が苦手な方は、試してみてはいかがでしょうか。

 

さて、今回は設立されたばかりの弊社子会社「アルケミートレード株式会社」について、ご紹介いたします。

 

■ 今号のメニュー ■

1.アルケミートレード、出立!

2.物流関連ニュース

3.「物流」は話題になっているのか?

 

■ アルケミートレード、出立!  ..。..。..。..。..。..。..。

 

2月26日、アルケミートレード株式会社のWebサイトをオープンしました。

http://www.alchemytrade.jp/

 

「情報をビジネスにつなぐ Information Trading Company」をキャッチコピーとし、「情報商社」という銘を掲げ、出立したアルケミートレード。

 

アルケミートレードは、弊社専務:秋元伸介が代表を務めさせていただきます。

弊社を含め、志を同じくする複数の物流企業からの出資によって、設立されました。

 

事業内容としては、現状、以下を予定しております。

・運送事業

・エアキャップ販売

・IT支援

・特定派遣事業

 

物流企業の多くは、営業が得意とは言いがたい現状があります。

これは、弊社においても同様です。弊社の場合、長くお付き合いをさせていただいているお客様も多く、ご厚意に甘えるあまり、営業活動を疎かにしてきた過去があります。

 

「情報商社」という銘のとおり、アルケミートレードは、情報を商いの武器とする営業特化会社を目指しています。ある会社の持つ商材や情報を、私どものネットワークを活用し、皆が幸せになるようなビジネスへと昇華させること。

これが、アルケミートレードの目指すビジネスモデルです。

 

一例を挙げます。

アルケミートレードでは、株式会社和泉様のエアキャップを販売を行います。

 

株式会社和泉 Webサイト

http://www.izumi-jp.net/

 

エアキャップという商品の性質上、商品単価に比べて、どうしても配送コストは割高になってしまいます。アルケミートレードと秋元運輸倉庫は、共配サービス「まごころ便」のネットワークを利用することで、和泉様エアキャップのデリバリーを承っております。

また、エアキャップは、物流企業であれば多かれ少なかれ必要となる物流資材のひとつでもあります。私どもは、デリバリーと並行して、和泉様の代理店としてエアキャップ販売を行うことで、物流の「ついで営業」を推進していきます。

 

さらに、和泉様エアキャップ販売においては、私どもとお付き合いのある運送会社様にとってのメリットも創生するべく、現在企画中です。

私どもとお付き合いのある運送会社様が、エアキャップという帰り荷を得て、さらに販売することもできるストーリーを考えております。

 

また、アルケミートレードから和泉様に対し、IT支援をご提供することがすでに決定しております。

「秋元通信」等々で、私どもが培ったノウハウを和泉様にご提供し、また物流や販売の面でも相互WIN/WINの関係を目指すことで、より強固なパートナーシップを築いていくビジョンを描いております。

 

アルケミートレードは、営業を軸に物流に関わる企業がお互いに幸せになる理想を目指し、設立いたしました。

ご興味のある企業様、ぜひお声がけいただき、お互いにメリットのあるパートナーシップの形について、ご相談させていただければ幸いです。

 

なにとぞ、アルケミートレードをよろしくお願い申し上げます。

 

■ 運送関連ニュース ..。..。..。..。..。..。..。

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 「物流ウィークリー」から、運送関連ニュースを

 ピックアップしてご案内いたします。

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先日ご挨拶させていただいた名正運輸様の取り組みが紹介されていましたので、ご紹介いたします。

 

◇名正運輸「ゴールドドライバー」 シンボルマークを商標登録
◇進まない書面化 中運局の取り組みと事業者の声

◇国交省と環境省 共同輸配送マッチングシステム、出会いの場を提供
※記事本文は物流ウィークリーWebサイトをご覧ください。

 

■ 「物流」は話題になっているのか? ..。..。..。..。..。..。..。

 

最近、一般メディアでも物流をテーマに取り上げることが増えています。

昨年は、一般経済誌において物流の特集記事が何度も組まれました。年が明けた1月、NHKでは物流特集番組が放送され、ごく最近では、日本郵政のトールエクスプレス買収がニュースランキングの上位に位置しました。

 

なんとなく、物流業界に関する理解が一般の方々にも進んでいるような印象がありますが、今回は「Googleトレンド」を使って、本件を考えてみましょう。

 

Googleトレンドとは、任意の検索キーワードについて、過去どれくらい検索されたのかを確認することができるツールです。

http://www.google.co.jp/trends/

 

もっとも検索数が多かった時期を100とし、相対値として過去10年間の検索傾向を確認すること可能です。

Googleトレンドを使って、「物流」、「配送」、「運送」というみっつのキーワードを調べてみましょう。

→ キーワード検索結果①

 

「配送」と「運送」に関しては、過去10年間横ばいですが。

「物流」に関しては、10年前と比べると、現在の検索数は1割ほどまで激減しています。この結果だけをみれば、世間の興味は物流からどんどん離れていっていることが如実に示されています。

 

このみっつのキーワードに、「通販」を加えてみましょう。

興味深い傾向が示されます。

→ キーワード検索結果②

 

「通販」は、2006年頃、いったん下がりますが、基本右肩上がりに検索数も増加しています。そして、現在では、「物流」、「配送」、「運送」に比べると、15倍ほど検索されていることになります。

「通販」に、物流は欠かせないものなのですが….

 

物流関係者からは、お客様を含めた一般社会から、物流現場の苦境を理解してもらえないとのぼやきがたびたび聞かれます。

しかし、座して待っているだけでは、私ども業界に対する理解は進みません。

 

このGoogleトレンドの結果には、過去10年間に遡る私どもの怠慢が含まれているのではないでしょうか。

物流業界も、もっと世間に情報を発信していくことが必要なのだ思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

 


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