こんにちは。
興味深い記事を見つけましたのでご紹介しましょう。
スピルバーグ監督が「あの頃にCGがあったら『ジョーズ』は駄作になってた」と語る
http://news.livedoor.com/article/detail/11724172/
名作「ジョーズ」を制作した時、もし仮に今と同じCG等の技術があったら…、という問いに対して、スピルバーグ監督の答えがとても興味深いです。
「駄作になっていただろうな。なぜって、9倍はサメを見せていただろうから。あの映画が評価されているのは、サメがほとんど出てこないからだと思うよ」
技術の発展が、コンテンツの優劣に関する決定的な要素とは成り得ないということでしょうか。
映画のみならず、音楽や絵画、そしてビジネスの世界でも、それは同じなのでしょうね、きっと。
今回のメインテーマは、共感の心理学から、私ども物流業界に(もしかしたら必要な)伝える技術を考えてみましょう。
それでは、よろしくお願いします。
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1.「物流業界の窮地は理解されない」を科学する
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→ こちらの記事をご覧ください。
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◇ 荷主とともに物流改善 「御用聞き」の時代は終わる
◇ 運送業に多い過労死 全産業中ワースト1
※記事本文は物流ウィークリーWebサイトをご覧ください。
■ 【運輸事業者向け】こころの健康自己チェック ..。..。..。..。..。..。..。
一般財団法人運輸振興協会が、「運輸事業従事者のためのメンタルヘルス/心の健康自己チェック」を公開しています。
https://www.transport-pf.or.jp/mhc/pc/
これは、質問に答えていくことで、メンタルヘルスのチェックができるという診断プログラムです。5分弱ほどで、自分自身のメンタルヘルスの状態がチェックできます。
この手の診断プログラムは、ネット検索をすればいくつか見つかるのですが、運輸事業に従事している方にターゲットを絞っているのが、とても興味深く感じます。
筆者も体験してみました。
設問に答えていくと、診断結果がアウトプットされます。メンタルヘルスの総合評価は、もっとも安全な “人並み程度” 「ブルーカード」から、危険度の高い “すぐに対処が必要” 「レッドカード」までの5段階で評価されます。また、「仕事について」、「周りの方々のサポートや満足度について」など、5つの詳細コメントがアウトプットされます。
ご参考までに、私の診断の一部をご紹介しましょう。
【総合結果】 人並み程度
平均的な疲労度です。これ以上疲れがたまらないよう心がけましょう。
【仕事について】 仕事の量的な負担
あなたは、仕事の量についてストレスを感じているようです。
一度、現在の仕事量を見直し、そのことについて上司や同僚に相談することをお勧めします。
(後略)
【最近一ヶ月間のあなたの状態について】
今回の結果では、心理的にも身体的にも反応は少なく、自覚症状がなければとくに問題はないでしょう。どこか気になる点がある場合はしかるべき専門医を受診してみてください。
もう少し、悪い結果が出ることを期待したのですが(笑
この手の心理診断プログラムは、行うこと(もしくは、「行わせる」)そのものに、意味と意義があるとも言えます。強くはないものの、もやもやとした掴みどころのないストレスを感じている人にとっては、診断されることで、良くも悪くも自分の状態を客観視することができて、ガス抜きのきっかけにもなります。もちろん、危険域にあるストレスを感じている人にとっては、病院へ行く動機づけにもなります。
秋元通信の読者皆さまも、本プログラムを受診されてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。