秋元通信

東北の今

  • 2017.10.17

岩手県陸前高田市、宮城県南三陸町、石巻市の大川小学校、そして福島県浪江町付近の画像をお届けします。
 
筆者は毎年、「ツールド三陸」というサイクリングイベントにボランティアスタッフとして参加しています。これは岩手県陸前高田市で行われるイベントで、東日本大震災で傷ついた街を応援していこうという復興支援イベントです。画像は、イベントが行われた2017年10月1日と翌日に撮影したものです。

※画像はすべてクリックで拡大します。
 
 

大川小学校で撮影したコスモスと夕暮れの空。被災地を訪れると、「こんなにきれいな場所なのに...」という、理不尽とも哀しみとも言い難い感情が生まれます。

大川小学校で撮影したコスモスと夕暮れの空。被災地を訪れると、「こんなにきれいな場所なのに…」という、理不尽とも哀しみとも言い難い感情が生まれます。

 
 

陸前高田市

 
震災から6年が経ったいま、陸前高田市では津波に襲われた平地部分のかさ上げ工事が進み、新しい街ができつつあります。
 

陸前高田市の望む広田湾。ちょっと分かりにくいですが、海岸沿いに白い防波堤が連なっています。

陸前高田市の望む広田湾。ちょっと分かりにくいですが、海岸沿いに白い防波堤が連なっています。

 
 

南三陸町

 
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた南三陸町の様子です。陸前高田市に比べると復興が遅れている印象は否めません。
 

南三陸町の山側風景。正面遠くに復興商店街が見えますが、街の復興にはまだ時間がかかりそうです。

南三陸町の山側風景。正面遠くに復興商店街が見えますが、街が本当の日常を取り戻すにはまだ時間がかかりそうです。

 
 

大川小学校(宮城県石巻市)

 
児童74名、教職員10名が死亡した悲劇の地。
なるべくプレーンな気持ちを保とうと思って同地を訪れた筆者でしたが、哀しみとともに、なんともやりきれない想いが溢れ出すことを止められませんでした。
 


 
 

福島県浪江町付近

 
福島原発事故の影響により立ち入りが禁止されていた浪江町付近も、徐々に避難指示が解除されています。
東京から茨城県を抜け仙台まで通じる国道6号線は、福島原発事故の影響から通行止めが続いていましたが、2014年9月より自動車に限り自由通行が可能になりました。
ただし、帰宅困難地域での駐停車、ましてやクルマを停めての撮影などは禁止されています。以下の画像はすべて走行中の車内から、助手席に乗る連れが撮影したものであり、お見苦しい点があることをご容赦ください。
 


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