秋元通信

高校生向けインターンシップと企業説明会を実施しました

  • 2017.12.19
説明するのは原配車センター長。

秋元運輸倉庫では先日、恒例となった高校生向けインターンシップに加えて、定時制高校生向けの企業説明会を実施しました。
今回はその様子をお届けしましょう。

まずは、定時制高校生向けの企業説明会について。
今回説明会は、神奈川県立向の岡工業高校(川崎市多摩区)の定時制1年生約20名に対して行われました。川崎市からの要請により、当日説明を行ったのは秋元運輸倉庫と株式会社東急グルメフロントの二社。東急グルメフロントは、飲食店などを経営する東急グループの企業です。ケンタッキーフライドチキンやタリーズなどのFC経営も行っているそうです。

企業説明会と書きましたが、川崎市、そして学校側の狙いとしては、生徒の就職感の形成に期待しています。

「就職説明会等で行う会社説明と考えていただいて結構ですが、生徒が就職について考え出すきっかけづくりとして、業界説明、会社紹介、業務内容、就職した場合の一日の仕事の流れ、待遇、やりがい、仕事とは、働くとは、など自由にお話しください」

これは、今回企業説明会の企業向け説明文章にあった一文です。
弊社も、会社説明よりも物流業界の宣伝をメインにお話をさせていただきました。当日の説明資料は以下になります。ご興味がある方はご覧ください。

※県立向の岡工業高校定時制 企業説明会資料

定時制高校生ですから、全日制の高校生に比べると物流に対する理解は高いです。今回、物流ニッポン紙が同行取材を行い、生徒へのインタビューも行ったのですが、インタビューに応じてくれた女性は、すでにフォークリフトの免許を取り、運送会社でバイトをしているとのこと。将来的にも、物流企業への就職を考えているそうです。

定時制高校の生徒へのアプローチは今回が初めてだったのですが、良い経験と今後の採用活動へのヒントをいただけたものと考えています。

物流ニッポン紙のインタビューを受ける定時制高校正ふたり

物流ニッポン紙のインタビューを受ける定時制高校正ふたり

 

話は変わって、毎年行っている高校生向けインターンシップについてです。
ちなみに、インターンシップってどれくらい行われているか、ご存知ですか?

文部科学省の外郭団体である国立教育研究所が毎年行っている統計によると、インターンシップの実施率は以下のとおりです。

▽インターンシップの実施率

  • 公立中学校 98.3%
  • 国立・私立中学校 31.3%
  • 公立高校 81.8%
  • 国立高校 16.7%
  • 私立高校 44.9%

国立および私立学校での実施率が低いのが気になります。
また、実施率の高い公立高校におけるインターンシップにおいても、「在学中に一回でも体験した生徒の割合」は32.2%に留まっています。全員参加ではなく、希望者を募る形でのインターンシップ実施が多いということでしょう。

インターンシップは、受け入れる企業側の負担はもちろんなのですが、実施する高校側の負担も小さくありません。それが、この微妙な実施率、参加率という結果につながっているのでしょう。

 

筆者私見ではありますが、本統計で実施率だけを診ているところは気になりますね。
インターンシップに参加した生徒の満足率、受け入れた企業側の満足率なども測定すべきです。量だけを測り、質の測定を行わない報告って、一般論としてあまり意味がありません。
そもそも、「公立高校におけるインターンシップ実施率が81.8%です」って数字だけを見せられても、未実施の高校、受入経験のない企業が、「じゃあ、うちもやってみよう!」ってモチベーションにはつながらないですし。
今回秋元運輸倉庫のインターンシップでは、新たな試みとして「配車ゲーム」を実施しました。これは、トラックを模した箱、貨物を模したブロックなどを用いて、擬似的に配車業務の体験を行うものです。
結果から言うと、これはインターンシップの質を落としてしまったかな…、と懸念しています。と言うのも、Fun(楽しい)の要素が大きすぎて、Interest(興味)の要素が小さくなってしまったかな?、と懸念しています。
ゲーム要素を高めすぎてお遊戯の時間になってしまったかと少し反省しています。
配車業務だけを診る狭い視野ではなく、運送業務や運送会社の経営まで俯瞰できるような広い視野のカリキュラムに昇華させることが、今後の課題です。
秋元運輸倉庫は、今後もインターンシップが参加してくださった生徒さんの就職観、社会観の掲載に貢献できるように、インターンシップカリキュラムの質にこだわっていきたいと考えています。

ちなみに、次のインターンシップは2月に実施予定です。
興味がある方がいらっしゃいましたら、見学可能ですのでお申し付けください。インターンシップを行う物流企業の仲間が増えることを、秋元運輸倉庫は期待しております。

 

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