こんにちは。
新緑が目に鮮やかな季節になってきました。
ゴールデンウィーク、皆様はお出かけの予定などありますか?
今年のゴールデンウィークは、全国的に晴天に恵まれる可能性が高いという天気予報がでています。また、各航空会社の予約数は、例年よりも高いそうです。
道路も、電車、飛行機などの交通機関も、そしてレジャースポットなど訪問先も混雑するゴールデンウィーク。
お休みの方も、そして残念ながらお仕事という方も、時間と気持ちに余裕を持って、気持ちよく過ごしましょう!
■ 今号のメニュー ■
1.採用活動のヒントは社員に聞け!
2.物流関連ニュース
3.不定期連載 【原配車センター長の配車センター日記】
- 【読者からの改善事例】拓洋 中村様より
■ 採用活動のヒントは社員に聞け! ..。..。..。..。..。..。..。
2016年度新卒者を対象とした企業による広報活動が3月1日に開始されました。
就職情報サイト:マイナビの統計によると、3月1ヶ月の、就職活動における学生ひとりあたりの応募会社数は、35社だそうです。
http://www.mynavi.jp/news/2015/04/post_8668.html
多いと感じますか?
でも、マイナビによれば、昨年同等期に行ったアンケートでは、学生一人あたりの応募会社数は約44社。だいぶ減ったことになりますね。
さて、弊社では現在、Webサイトリニューアル作業を行っています。
Webサイトリニューアルを行う大きな理由のひとつは、採用活動のためです。
今回は、採用のためのWebサイト(採用コンテンツ)制作を通じて得た、「採用活動のヒント」について、お話しをしましょう。
採用コンテンツの制作に先駆けて、まず私どもが行ったのは、2年以内に入社した社員を集めてのミーティングです。
目的は、就職活動時の苦労話やら、弊社に入社した理由を聞くこと。
しかししかし、いざ話を聞いてみると、思いもしない意見や経験談が返ってきました。
1.応募会社数は、2~3社
2.物流企業に対する不安は、ほとんどなかった ※全員が他業種からの転職です。
3.弊社に応募した理由は、「創業も古いし、とりあえす潰れそうにないから」という理由が多かった。
もっとも意外だったのは、1。
転職者の平均応募会社数が約40社、新卒者の平均応募会社数が約200とも言われる中、とても少ないですね。
2に関しても意外でした。
本件に関しては、相反するふたつの考察ができます。
・業界内にいる我々が懸念するほど、物流のイメージは悪くないから。
・物流企業に対して不安等の悪印象を持った求職者は、そもそも応募してこないから。
3.については、弊社にとっては、安心でもあり、がっかりでもあります。
裏を返せば、「業務内容で秋元運輸倉庫を選んだわけではない」ということですからね。
こういったことをまとめると、弊社の採用コンテンツに必要なことは以下になります。
・会社の安定感をアピールするコンテンツが必要。
・弊社業務の魅力がアピールしきれていない。
また、応募会社数が少ない、ということは、広く他社と検討比較した上で応募してくれたわけではありません。つまり、採用結果を求めるためには、露出を増やし、もっと求職者の目にとまるような施策が必要ということになりますね。
筆者、実は前職ではWebサイト制作に従事しておりました。
「採用活動のヒントは社員に聞け!」というのは、その時から実践してきたこと。
例えば、ある化学品メーカーでは、生産工場が東京近郊にあるため、地方に転勤させられることがない、ということが、アピールポイントのひとつであることがわかりました。
例えば、ある専門商社では、「商社って、どんな仕事をしているのかイメージしにくい」ということが、求職者の気持ちの中でボトルネックになっていることがわかりました。
ヒアリングの結果、未上場であるということがアピールポイントであったと気付いた会社もいらっしゃいます。
以下は、採用コンテンツに対する筆者のご提案です。
「この会社に入社したい!」という強烈なアピールとモチベーションを採用コンテンツにおいて与えたいと希望される人事担当者がいらっしゃいますが、それは会社説明会、もしくは面接の時に頑張ってください。
採用コンテンツでは、あなたの会社の伝えたいことをアピールするよりも、求職者の知りたいことを与え、求職者の不安を解消するほうが、ずっと大事なことです。
「給与は面接時に説明します」
あり得ないです。
ともすれば忘れがちな方もいらっしゃるかもしれませんが、貴社が求職者を選ぶように、貴社も求職者から選ばれる立場であることをお忘れなく!
求職者が貴社を選んでくれるように、貴社の魅力をいつでも見える場所(つまり、Webサイトのことです)に挙げておくことって、ホントに重要。
そして、貴社を選んでくれた、貴社の大事な社員の皆さんに、貴社の魅力を聞いてみましょう。
きっと役に立つ、採用活動へのヒントがつかめることと存じます。
■ 運送関連ニュース ..。..。..。..。..。..。..。
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「物流ウィークリー」から、運送関連ニュースを
ピックアップしてご案内いたします。
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◇札ト協特積み部会 荷待ち対策、荷主を訪問し改善要求
◇配車マン・幹部の引き抜き
◇ドライバー採用 高齢者活用も困難
◇書面化推進 「一定の効果」
※記事本文は物流ウィークリーWebサイトをご覧ください。
■ 【原配車センター長の配車センター日記】 ..。..。..。..。..。..。..。
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秋元運輸倉庫子会社:アルケミートレードの配車センター長に着任した原。
原の、そして配車センターの活動内容をお知らせする、不定期連載です。
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こんにちは、原です。
配車センター長になって、初めての3月繁忙期が終わりました。
読者皆様は、この繁忙期はいかがでしたか?
私は…、クルマの手配に追われ続けたひと月でしたね。
仕事のご依頼は頂けるものの、クルマが見つからない…
せっかくご相談をいただけたのに、お応えできなかった皆様、ごめんなさい!
さて、そんな繁忙期、気になることがありました。
ある長距離案件があって、WebKITに掲載されていた運送会社さんにご連絡した時のことです。
「うちはその運賃じゃやれないなぁ。最低***円は貰わないと!」
ご希望の運賃は、当方提示の約1.4倍。
とてもとても、交渉できる範疇のご希望ではなかったのですが。
つい最近、件の運送会社から連絡がありました。
同じ案件があるのであれば、ぜひやらせてもらいたいと。
しかも、提示された運賃は、先般当方がご提示した金額よりも、安いときましたよ…
ご事情、心情は分からないでもありませんが、あまりに極端なので、ちょっとびっくりしてしまいました。
私どもは、こんなことしませんから(笑
ぜひ、お仕事のご相談がありましたら、お問い合わせくださいね!
【自己紹介】配車センター長:原
東京生まれ、東京育ち。
錦織圭選手人気にあやかって、ウン十年ぶりにテニスラケットを手に取ろうかと検討中の、おなか周りがちょっと気になる46歳です。
得意技は、「笑顔」と「人当たりの良さ」。
正直一徹に、皆様のお役にたてる配車センターを目指していきます。
■ 【読者からの改善事例】拓洋 中村様より ..。..。..。..。..。..。..。
3月に配信した「 (番外編)<鈴木勉の安全コラム> じゃあ、秋元はどうなのよ!? 」に対し、読者である中村様より、ご自身の体験談を寄せていただきました。
この場でもご紹介いたします。
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以前コンサルを請け負った、物流センターでのエピソードです。
1.センター内を4区画に分け、それぞれにリーダーを任命します。
2.各区画に、ゴミ箱とホワイトボードを設置します。
3.「気がついたこと」は、ホワイトボードに記入させます。対応できたら名前を書いて消し込みます。
4.加えて、本社管理職の人間も、定期巡回を実施。気づいた箇所を撮影し、ホワイトボードに掲示します。
3ヶ月で、納入不具合ゼロ、スロー在庫が3割減少、フォーク移動用の通路が確保できた、などの様々な効果が出ました。
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素晴らしいですね!
改善の方法と結果が理にかなった、とても明快な改善方法かと思います。
中村様、素晴らしい知識と経験をお知らせいただき、ありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。