秋元通信

Webサイトをリニューアルしました!

  • 2015.10.16

秋元運輸倉庫では、先日Webサイトを全面的に見直し、リニューアルいたしました。
今回は、Webサイトリニューアル・プロジェクトの裏側を取り上げましょう。

数年の間、ほぼ放置され続けていた弊社Webサイト。
そのリニューアルに着手するにあたり、弊社副社長:秋元伸介は、こう言いました。

「プロが知識と技術を組み上げたお飾りのようなWebサイトはいらない。
うちの身の丈にあっていて、社員たちが『自分たちで創りあげたホームページなんだ』と思えるようなホームページにして欲しい」

筆者の前職は、Webディレクターです。過去、さまざまな企業や団体、公官庁などのWebサイト構築を手がけてきました。その経験を踏まえて申し上げると、”これ”が言える会社は少ないです。多くの会社では、むしろ着飾ることをWebサイトに求めますので。

副社長の言を受け、本プロジェクトは以下のように遂行しました。

  • 原稿、画像は、すべて自前で調達する。
    特に原稿は、どんなに拙くとも各コンテンツ担当が作成する。
  • 「秋元運輸倉庫の強みは何か?」を徹底的に掘り下げる。
  • 目的は、「営業問い合わせの増加」と、「採用」とする。

また、本プロジェクトは社員教育実践の場として位置づけ、今まで弊社では行ってこなかった試みも取り入れつつ進行させました。
例えば、各コンテンツのコンセプト立案や掘り下げには、マインドマップを用いました。発想の拡大を行いつつ混乱するアイディアを整理することに、とても有用な方法です。

マインドマップの例

※作成したマインドマップの一部

 

 

スケジュールやタスクの管理には、ガントチャートを一部取り入れています。ガントチャートは、スケジュールとタスク、そして進捗管理を一枚のシート上で表現する方法であり、システム開発の現場等では昔からよく使われていました。ガントチャートについては、その後、(以前ご案内した)インターンシップ・プロジェクトにおいて、本格的に活用を開始し、以降弊社内プロジェクトの様々な場にて活躍しています。

原稿作成などをサボり、締め切りを守らない社員もおり、上司からのきつ~いお叱りを受けることもありました。しかしながら、結果としては、本プロジェクトに参加した社員たち皆が、「自分が手をかけて生み出したWebサイトだ!」と思えるような、良くも悪くも等身大の秋元運輸倉庫を反映したWebサイトになったものと自負しています。

新しくなった秋元運輸倉庫Webサイト。
いくつかコンテンツを紹介しましょう。

TOPページのイメージ画像には、すべて弊社社員が撮影した画像を採用しています。
→TOPページ画像を見る

どんな画像を採用するかについては、喧々諤々の議論がありました。物流企業である以上、やはりトラックなどの輸送機器や、物流作業シーンなど、ひと目で物流企業であると分かるような画像が良いのではないか?
そんな意見もありましたが、最終的には弊社の特徴である「東京港」であり、「都心立地」を表現しつつ、東京の街を愛でられるような、アイキャッチの高い画像をセレクトしました。

「会社案内」の「社長と語る」は、あまり他社Webサイトでも例のないコンテンツではないでしょうか。
→「社長と語る」を見る

会社案内コンテンツのひとつとして、当初は一般的に多い「社長の挨拶」を採用するつもりでした。一般論として、「社長の挨拶」は企業の方針や業務内容などを端的に表現するためのコンテンツとして用いられます。弊社の目的も同様ではあるのですが、「チームワーク」を重視できる人材を求める弊社にとっては、社長が部下に語るという体裁を取った方が、より柔らかく、より適切に弊社のイメージを伝えられると考え、他にはあまり例のない「社長と語る」というコンテンツを採用しました。

「秋元運輸の歩み」は、昭和30年~40年ごろの画像を集めたコンテンツです。
→「秋元運輸の歩み」を見る

大正6年より歩み始め、来年創業100年を迎える弊社にとって、その社歴を語ることは、お客様はもとより、弊社への採用活動を考える人達にとっても、強いアピールとなります。
もちろん、単純に画像としての懐かしさ、魅力もあります。

例えば、この画像。

004

はしけの上でポーズをとる白シャツの男性と、「フーテンの寅」こと車寅次郎をなぞったような男性。時代を感じますね。
右の寅次郎は、弊社所有のはしけの船長。
左の白シャツは、芝浦営業所の初代所長です。
昭和43年の浜崎橋JCT付近の画像。現在の様子と合わせてご覧ください。

005006

 

左側にある建物は、いずれも東芝(東京芝浦電気)。
ただし、昭和43年当時は、浜崎橋JCTの海側にありますが、現在は浜崎橋JCTの内陸側にあります。

 

旧弊社本社社屋の画像です。
009※「ヒルマンミンクス」に関する詳しい説明は、Wikipediaをご覧ください。

手前に、いかにも昭和な色っぽいクルマがありますが、これはヒルマンミンクス。それまでトラック、バスの専業メーカーだったいすゞが、初めて発売した乗用車であり、その後モータースポーツの世界でも好成績を上げた名車です。
わざわざ社屋の前において撮影しているので、きっとうちの社員の誰かの所有だったのでしょう。
ちなみに、弊社配車センター長:原は、幼少期よりクルマが大好きだったらしく、この画像を見てすぐにヒルマンミンクスであることを言い当てました。
今回のリニューアルで、WebサイトにはWordPressというCMS(content management system)を導入しました。CMSとは、Webサイトを更新するための特別な知識、特別なソフトウェアがなくても、ページの更新/追加などを行うことができるようなツールです。このツールによって、より多くの社員がWebサイトの更新に関わることができます。

ビジネスは鮮度が大切。そして、会社も生き物であり、その姿は刻々と変わっていきます。
拙いなりにも、鮮度の良い秋元運輸倉庫をお見せできるよう、多くの社員がWebサイトの更新に携わってまいる予定です。

 

TOPページには、坪数と平方メートルの換算ツール、才数と立法メートルの換算ツールも導入しております。物流に関わる皆さまにとっては、お役に立てるのではないでしょうか。
ぜひ皆さまのパソコン、スマートフォンにもブックマークしていただき、弊社Webサイトをご愛顧いただければ幸いです。


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