秋元通信

鈴木清が振り返る2015年物流業界

  • 2015.12.28

秋元運輸倉庫の第二事業部取締役事業本部長である鈴木清が、今年一年を振り返ります。

鈴木清

子会社アルケミートレードの本格始動開始から始まり、先日メルマガでもご紹介したインターンシップなど、新たな試みをいくつも行った秋元運輸倉庫の2015年。
旗振り役であった鈴木は、この一年をどのように感じているのか。

「わたしにとっての2015年の漢字は、『人』。
さまざまな場面で『人』に関する話題が挙がりました。わたし自身、『人』に関し、多くの収穫を得た一年でもありました」
(鈴木清)

 

大学生、そして高校生を迎えて行ったインターンシップ。この経験は、迎えるわたくしどもにとっても、とても有意義な経験でした。

大学生、そして高校生を迎えて行ったインターンシップ。この経験は、迎えるわたくしどもにとっても、とても有意義な経験でした。

当メルマガ「秋元通信」でも、人に関連するテーマをいくつか取り上げてきました。
前述の「高校生を迎えてインターンシップを実施しました」「営業が育たない理由」は、多くのアクセスと反響を生みました。

その他にも、9月に配信した「仕事を断るヒトの心理」、7月に配信した「会社を辞める理由」、6月に配信した「ルールが守れない」などは、読者様各社の事情も含め、さまざまな反響を頂きました。

 

 

 

QCサークルの進め方をまとめた資料。本プロジェクトに参加した社員の大半が、知的好奇心を感じ、積極的に参加している。

QCサークルの進め方をまとめた資料。本プロジェクトに参加した社員の大半が、知的好奇心を感じ、積極的に参加している。

「『営業育成プロジェクト』の他、『QCサークル』、『経営戦略会議』など、社内ではいくつか新たななチャレンジをスタートさせています。これらも、共通するキーワードは、『人』。
モノを考え、発想力を鍛えるために、多くの社員たちに、これらプロジェクトには参加してもらっていますし、これからも積極的に参加してくれることを期待しています」
(鈴木清)

 

 

 

 

人材育成元年。

鈴木は、2015年を『人材育成元年』と位置づけました。

「2015年、物流業界を取り巻く環境は厳しいものでした。
ドライバー不足、異常気象など、さまざまなネガティブファクターがわたくしどもの前に立ちはだかりました。
しかし…、ですよ。
例えば、ドライバー不足と言いながらも、きちんとドライバーを集めることに成功している物流企業はあるわけです。
わたくしどもも、今後はドライバーを含む物流業界の女性進出にチャレンジしていきたいと考えています」
(鈴木清)

そもそも、日本国内を輸送される貨物量そのものが減っています。
メーカーの生産拠点が海外へと流出し、また国民の所得も減少傾向にあり、消費も力強さを失っているとなると、貨物輸送量が減るのは当然のことです。

ただ、物流企業が注視すべきは、単純な貨物輸送量の現象だけではないと鈴木は考えます。
例えば、共同輸送。例えば、物流情報のIT化。
物流の合理化が図られていくことで、皮肉にも物流企業の仕事も減っていく。

『貨物輸送量の減少 + 物流合理化』 によって、わたくしどもの仕事は減っていくのだと、鈴木は語ります。

「物流倉庫の過剰供給も薄気味悪い課題だと考えます。
メガ倉庫の台頭などによって、2015年は200万坪の新規供給があったとされています。
2016年は、280万坪。2017年も、200万坪の新規供給が予測されています。
どういう影響が出るのか、慎重に観察する必要があります」
(鈴木清)

『物流と流通は違う』
確かにそうです。

ただ、例えばAmazonを診てください。
物流は、もはや流通の一部に取り込まれようとしています。

物流の合理化を考えると、自社物流への移行がもっとも手っ取り早い。
ユニクロ&大和ハウスが巨大な自社物流網を作り上げようとしているのも、その流れでしょう。

物流会社の意義と意味。
それが問われる時代になりつつあります。

 

鈴木と原

鈴木と、その鈴木の旗振りに従い、物流ネットワーク拡大に務めた原。原が語る2015年は、次回にお届けしよう。

「だからこそ、『情報商社』の看板を掲げて立ち上げたアルケミートレードが、チカラを発揮してくるものと期待しています。
2015年は、配車センター長:原の活躍もあり、輸送ネットワークの大幅な強化に成功しました。
2016年は、もう一歩推し進めて、輸送ネットワークの強化から、ひと、モノ、資産を共有する物流ネットワークの強化へとステップアップしてまいります。

秋元通信の読者を1万人に増やし、『情報商社』としての活動の場をスケールアップさせたい。
仙台を足がかりに、東北への進出も実現させたい。
『まごころ便』に続く、新たな物流サービスも創出したい。

ただ、弊社の規模だと、これらの夢を弊社だけで実現するのは、極めて困難です。
だからこそ、物流ビジネスの未来に期待と好奇心を持つ企業様と、今後積極的にコラボレーションしていきたいと考えています」
(鈴木清)

大風呂敷を広げているように思われるかもしれません。
ただ、今、何かをしないと、特に2020年東京オリンピックが終わった後の日本国内で、生き残っていくのは難しいかもしれない。そんな漠然とした不安を持つ方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

鈴木の大風呂敷に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけください。
今夏、試みに行った物流関係者を集めた交流会(という名の飲み会でもありましたが…)を、定期開催化していくことも目論んでいますので、ご興味のある方は、ぜひご参加いただければ幸いです。

「わたしも55歳になり、働くことのできる残り時間もカウントダウンに入ってきました。
だからこそ!、というわけでもありませんが、今後10年をかけたライフワークとして、『物流業界の知名度アップ』を掲げ、これまでお世話になった物流業界に少しでも恩返しができるよう、微力なりともチカラを尽くしていきたいと考えています」
(鈴木清)

来年も、秋元運輸倉庫であり、アルケミートレードであり、そして今回語った鈴木の活動状況は、折にふれて秋元通信でお届けしてまいります。

来年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。


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