秋元通信

話題の本、『トヨタ式おうち片づけ』から5Sを学ぶ

  • 2018.9.27

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秋元運輸倉庫のFacebookページTwitterで記事を配信しているのは、筆者ではありません。在宅勤務の「ともちゃん」が、Facebookページ、Twitterそれぞれで秋元通信の記事を紹介する文章を作成し、配信してくれています。
 
余談ですが、ともちゃんは、やんちゃ盛りの男の子ふたりを育てるママさんです。
元々、筆者が以前お取引していた会社で社長秘書をされていた才女です。一部上場企業の社長秘書ですから、実はすごい方!
ただし、子育てママさんなので、デイタイムの通常勤務形態で働くことは難しいわけです。そこで、当社で利用しているG Suite(※Gmailなど、Googleのビジネスサービス)を利用して在宅勤務していただいています。
ともちゃんが働くのは、朝4時頃~6時頃です。最初、このご希望を聞いたときは驚いたのですが、お子さまと一緒に21時に就寝し、旦那さまが起床する6時までが、ともちゃんが安定して働くことができる時間なんだとか。
 
ともちゃんは、私が書いた記事に対し、彼女なりの経験や目線を加えてFacebookとTwitterに紹介記事を書いてくれています。
視点の違いから、私も彼女の紹介記事には新鮮な気づきをもらうことがあります。
 
 
前置きが長くなりました。
今回はともちゃんが、紹介記事中で取り上げた本、『トヨタ式おうち片づけ』(香村薫/実務教育出版)について、ご紹介しましょう。
 
本書は、アイシンAWに勤務していた著者が、トヨタ生産方式や5Sの考え方を活用して自宅の片付けに対するアイディアを紹介するものです。
これ、よくできた本です。5Sなどを学ぶための本として読むと、むしろ下手なコンサル本よりも分かりやすく、多くの気づきが得られます。
 
例えば。

『でも、特に男って、この”一歩”がなかなか踏み出せない。僕も最初はそうでした。男性を動かすには”なぜ片付ける必要があるのか”というロジックが不可欠です』

これは序章に登場する、著者の旦那さんからの言葉です。
これは、すべてのカイゼン活動をするひと、特に推進役のひとに肝に銘じて欲しい言葉です。
例えば、物流現場において5S活動に着手するとしましょう。「5S=整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」と、5Sの内容を説明しない推進役はまずいません。しかし、動機づけを疎かにするひとのなんと多いことか…

『モノの価値を感情ではなく、数値で判断するとうまくいく』
『”捨てる”から始めない。それが正しいお片づけ』
『片づけの前に、”自分(たち)のモノに対する価値観を知ること”』
『”減らす”=”捨てる”ではない。”減らす・活かす”と考える。”毎日使う/週一/月一/年一”で分けるとうまくいく』
『”片づけの正しいカイゼン”とは、”毎日収納の仕方を工夫する”、”日々片づけられる体質になる”』

以上は、本書に登場するヒントです。自宅の片づけという立ち位置から、あらためて職場の5Sを考えると、少し理解が深まる、もしくは広がる気がしませんか。
 
 
本書『トヨタ式おうち片づけ』は、ライフオーガナイザーなる資格を持つ筆者が、そのノウハウをトヨタ式に再構成しつつ紹介するものです。ライフオーガナイザーとは、専門的に言えば「思考と空間の整理の専門家」らしいのですが、要は片づけの専門家を指します。
 
本書は、5Sやトヨタ生産方式などの基礎を知っているひとが、さらに理解を深めるための事例集として読むと、多くの学びと気づきを得ることができるでしょう。そうじゃないひとにとっては、純粋におうちの片づけを学ぶ本として、とてもよくできています。
 
読書の秋、こんな少し毛色の変わった読書はいかがですか?


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