秋元通信

Google検索データから、2020年を振り返る

  • 2022.1.18

皆さまにとって、2021年はどんな一年でしたか?
 
新年一発目のメルマガ『秋元通信』は、Google検索データから、昨年を振り返ります。
 
Year in Search: 検索で振り返る 2021」は、Googleが発表している注目の検索キーワードランキングです。検索数の絶対値ではなく、前年との検索数を比較し、大幅に検索数が増えたキーワードをランキングしています。
 
では、その一部をご紹介しましょう。
 
 
 

急上昇ランキング

 

  1. 東京2020オリンピック
  2. 大谷翔平
  3. 東京リベンジャー ズ
  4. モンスターハンターライズ
  5. 呪術廻戦
  6. ウマ娘 プリティーダービー
  7. 新型コロナウイルスワクチン
  8. 小松菜奈
  9. 夏目三久
  10. 小山田圭吾

 
昨年のランキングでは、新型コロナウイルス関連が半数以上を占めましたが、今年は7位「新型コロナウイルスワクチン」くらいしか見当たりません。
ある意味、私たちは、withコロナの生活に順応し始めているのかもしれません。
 
やはり1位は、オリンピックですね。
そして、昨年の『鬼滅の刃』に代わり、『東京リベンジャー ズ』『モンスターハンターライズ』『呪術廻戦』『ウマ娘・プリティーダービー』が、アニメ・ゲーム関連からランクインしています。
 
 
 

スポーツ選手

 

  1. 大谷翔平
  2. 中田翔
  3. 松山英樹
  4. 伊藤美誠
  5. 木下雄介
  6. 水谷隼
  7. ウルフアロン
  8. 大橋悠依
  9. 阿部一二三
  10. 五十嵐カノア

 
ちなみに、大谷翔平さんは、日本だけではなく、世界検索ランキングでも5位に入っています。
オリンピック出場選手が7人入っているのは、「なるほど!」という感じがします。
5位には、練習中に意識を失い、そのまま帰らぬ人となった木下雄介さんがランクインしています。
 
 
 

◯◯とは

 

  1. 適応障害 とは
  2. クラブハウス とは
  3. イカゲーム とは
  4. 禁錮 とは
  5. 皆既月食 とは
  6. 中皮腫 とは
  7. 双極性障害 とは
  8. まん延防止等重点措置 とは
  9. ROC とは
  10. PTSD とは

 
精神疾患関係のワードが複数入っています。
新型コロナウイルスによる、人々の不安な心境が反映された結果なのかもしれません。
 
6位「中皮腫」は、アスベストが引き起こす健康被害として知られています。紀子様のお父上で、学習院大学名誉教授の川嶋辰彦さんの死因として報道され、話題になりました。
 
 
 

注目のキーワード

 
では、筆者がピックアップした注目トピックについてもご紹介しましょう。
こちらは、メインキーワードに対し、急上昇したトピック・ランキングをご紹介します。
 
 

物流

 

  1. 牽引自動車
  2. 医薬品
  3. 業種
  4. 火災
  5. 舞洲スポーツアイランド

 
2位から5位を、日立物流の倉庫火災関連のトピックが占める結果となりました。
良いことをしても話題にならないのに、何かアクシデントが起こると突然注目を集めてしまう、物流事業者の悲しい現実をあらわしているような気がするのは私だけでしょうか。
 
 

EC

 

  1. ポイ活はECナビアンケート お小遣い稼ぎができる副業アプリ
  2. シャープ RACTIVE Air Power EC-SR5
  3. 俺の
  4. 楽天ポイント
  5. 俺のEC~銀座「俺のシリーズ」公式オンラインショップ

 
「ポイ活」は、ポイント活動の略です。
ショッピングポイントを効率よく貯めることを、「ポイント活動」と呼びます。
 
3位、5位には、「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」などを運営する俺の株式会社関連のトピックがランクインしています。
 
 

フルフィルメント

 

  1. ヤマト運輸
  2. 電子商取引
  3. 課金
  4. 倉庫
  5. 顧客

 

キーワードを「フルフィルメント」にすると、ECとは一変して、ビジネス関連、物流関連のトピックがランクインします。
3位の「課金」は、従量制のフルフィルメント・アウトソーシングサービスに対する検索キーワードになります。
 
ECマーケットは、今後も堅調に成長するでしょう。
当然、フルフィルメントのアウトソーシングを請け負う事業者も増えていくと考えられます。
 
検索ワードとトピックの推移を調べると、ビジネスのヒントが診えてきます。
本件も、その一例かもしれません。
 
 

デジタルトランスフォーメーション

 

  1. ロボット工学
  2. アジア
  3. 三井住友銀行
  4. テトラ
  5. 評価

 
 
「DX」で調べると、「デラックス」関連のキーワードが混ざるので、「デジタルトランスフォーメーション」で調べました。
 
3位、4位、5位は、投資信託関係と考えられます。
いわゆるDX関連銘柄をまとめた投資信託に人気が集まっており、その結果が検索ワードにも反映したのでしょう。
DXを実践できている企業が圧倒的に少ない中、投資対象としての注目が先行するのは良いことではないと思います。「なんちゃってDX」とか、「アピールだけは立派なDX」のような、本質からずれたアピールを、投資家に対して行い始める企業が増えてくるのではないでしょうか。
 
「アジア」は、経済産業省が進めるアジアDXプロジェクトを検索したものと考えられます。
 
 

働き方改革

 

  1. 経済
  2. 組織
  3. 面接
  4. 労働法
  5. 2019年

 
働き方改革については、『秋元通信』でもたびたび取り上げてきました。2019年開催の情報交流会でもテーマにしましたね。
 
働き方改革に求められること 【第7回あきもと情報交流会レポート】
 
働き方改革とは、労働生産性を向上させることによって労働時間を削減し、多様な働き方を実現するためのものです。
ところが、多くの方が、働き方改革=残業時間の削減と勘違いしています。
 
「働き方改革 経済」と検索する人は、働き方改革が、経済にどのような影響を与えるのかを知りたいのでしょう。これは本来、働き方改革が目指すものを学ぼうとする流れなのかもしれません。
 
働き方改革関連法が施行されて3年、ここらで働き方改革を再定義する流れも必要なのではないでしょうか。
 
 

コロナ

 

  1. 副反応
  2. 接種
  3. コロナワクチン
  4. ワクチン

 
最後に、検索ワード「コロナ」も調べておきましょう。
5位の「株」は、オミクロン株とか、デルタ株など、新型コロナウイルスの変異を示す株を指します。
 
ワクチン接種に関する検索が多いです。
この2年間、私たちは、新型コロナウイルスとともに生活してきました。新型コロナウイルスに対抗する、私たち最大の武器であるワクチンに関心が集まるのも当然でしょう。
 
今年こそ、マスクを外して、皆さまと会話ができる日常が訪れることを、心から祈りたいです。
 


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