こんにちは。
こんな記事がありました。
これは、一回目、二回目のコロナワクチン接種の効果(2021年11月末まで)を推計したものになります。
結論としては、56万人の感染と、1万8千人の死亡が、ワクチン接種によって回避できたと結論しています。
ちなみに、2021年2月1日から同年11月30日までの新規感染者は、133万3209人。
同期間の死亡者数は、1万2632人です。
日本国内で、医療従事者に対する新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったのが2021年2月。高齢者・持病のある人を対象として始まったのが4月のことです。なので、2021年2月1日からワクチン接種の効果を論じるのは、本来適当ではありません。
つまり、相当厳しく診ていることになりますが、それでも、この結果からは、感染者においては約30%、死亡者においては約59%の抑制効果があったということになります。
興味がある人は、ぜひリンク先の記事をご覧ください。他にも、イスラエルにおけるワクチン接種者、非接種者の感染率、死亡率の比較等も掲載されています。
新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザにしても、ワクチン接種のリスクは必ずあります。判断を行う材料のひとつとして、このような研究データが公表されるのは、社会的にも意義あることではないでしょうか。