秋元通信

【秋元通信】高速道路通行止め! あなたならどうする!?

  • 2015.8.31

こんにちは。

暑い日が続きますね。

前回お届けした、”【大人の遠足】レインボーブリッジを渡って、東京港を学ぼう!” は、多くの方からご感想を寄せていただきました。直接物流とは関係のない、肩の力を抜いたテーマでしたが、好評だったようで安心しております。
機会があれば、またこのような記事もお届けしたいと思っております。

さて、今回のメイン記事は、「高速道路通行止めワーストランキング」を取り上げます。
これから台風が増えてくる時期でもあり、高速道路の通行止めは、運送会社にとっては問題ですね。

それでは、本文にまいりましょう!
■ 今号のメニュー ■
1.高速道路通行止め! あなたならどうする!?
2.物流関連ニュース
3.トラック運送業界の景況感  (全日本トラック協会)
4.インターンシップを実施します

 

 

■ 高速道路通行止め! あなたならどうする!? ..。..。..。..。..。..。..。

国土交通省が、昨年度の高速道路の通行止めワーストランキングを発表しました。
http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-data/road_closed.html

発表では、通行止めの原因となる「降雨」、「災害・悪天候」、「事故・その他」、「工事」に分けて、通行止め時間が長かったワーストランキングを発表しています。

2014年、もっとも通行止めが長かったのは、関門トンネルとのこと。
しかしこれは集中工事によるものであり、実質的なワースト1は、八戸自動車道の八戸北~八戸JCTだったそうです。以下、上位ランキングには、九州と四国の高速道路が名を連ねます。

雪国よりも、南の方が通行止めが多いって、ちょっと意外な気がしませんか?

その内容をみていきましょう。
「災害・悪天候」ランキングで目につくのは、大分県内の大分自動車道、宇佐別府自動車道など。発表によれば、大分県内は、霧が発生しやすく、また冬期には降雪もあることから、通行止めが発生しやすいとのこと。ワースト1の大分自動車道:由布院IC~日出JCTの通行止めが多いのは、6月、8月、1月なんだそうです。

「事故・その他」ランキングで目につくのは、西湘バイパス。ワースト2~6を独占しています。これは暴風雨の時に、道路が波を被ってしまうことから通行止めが多いとのこと。ただ、西湘バイパスの場合は区間も短いですし、国道1号も並走しているので、通行止めが発生しても迂回するのにあまり苦労はありません。そういったことも踏まえた上で、海沿いに作られた高速道路のような気がするのですが、どうなんでしょうね。

台風が接近している時、大雪の時など、あらかじめ通行止めの危険がありうる状況では、この「高速道路の通行止めワーストランキング」を参考にされると良いかと存じます。
例えば、「東京から長野に向かう際、上信越道の碓氷軽井沢~佐久区間は、悪天候による通行止めが多いから、中央道経由で行ったほうが良いかも」など、覚えておいて損のないポイントがいくつもあります。

ところで、もし高速道を走っている時、通行止めが発生したらどうしますか?
ICが近くにない状況で完全に立ち往生した時は、もはや待つしかありませんが、もしICから一般道へ迂回が可能な状態であれば、迂回しますか? それとも、通行止めが解除されるまで待ちますか?

興味深いアンケート調査がありましたので、ご紹介しましょう。
このアンケートは、観光目的の一般ドライバー、営業さんなど移動手段として社用車を使って移動/出張をしているドライバー(以下、営業さんドライバーとします)、そしてトラックドライバーに対して、以下のように設定された状況で、「通行止め解除を待つ」のか、「一般道へ迂回する」のかを尋ねたものです。

・通行止め場所は、北陸道:富山IC~立山IC
・通行止めが発生した時点で、通行止め解除の予定時刻が知らされている
・通行止め発生から、解除予定時刻までは3時間

通行止め発生直後に、高速道路を走っていた場合、一般ドライバー、営業さんドライバーは、ほぼ100%が「一般道へ迂回する」と答えました。しかし、トラックドライバーの場合、5%ほどが「通行止め解除を待つ」と答えています。
3時間程度であれば、混雑するであろう一般道へ迂回するよりも通行止め解除を待ったほうが得策ということでしょうか。

通行止め発生から時間が経過するにつれて(通行止め解除までの時間が短くなるにつれて)、「通行止め解除を待つ」と答える方は増えていきます。そして、通行止め解除予定時刻間際になると、一般ドライバー、営業さんドライバーの場合、ほぼ100%が「通行止め解除を待つ」と答えています。
しかし、トラックドライバーの場合、通行止め解除予定時刻間際であろうと約20%のドライバーが、「一般道へ迂回する」と答えたそうです。

同調査では、この判断の違いを「職業ドライバーの場合、過去の経験を重視する傾向が強く、提供された情報をあまり信用していないためと考えられる」と結論づけています。

ちなみに、本調査は実は2001年に行われたもの。
VICSなど、道路情報の取得と提供手段が整備され、通行止め情報を始めとするさまざまな情報を得やすい現在では、同じ調査を行った場合、違った結果になるかもしれませんね。

時間に追われるトラックドライバーにとって、高速道路の通行止めは悩ましい問題です。
気持ちも焦るかもしれませんが、先の高速道路通行止めワーストランキングなども活用していただき、安全な運行を心がけていただきたいと思います。

ご安全に!

 

 

■ 運送関連ニュース ..。..。..。..。..。..。..。
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「物流ウィークリー」から、運送関連ニュースを
ピックアップしてご案内いたします。
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◇ 女性雇用への取り組み 国はトイレ整備推進、業界としても協力必須
◇ 「電気店ではない」一般消費者の勘違い 家電配送の苦労
◇ 共同輸配送 マッチングシステム、11月から継続運用
※記事本文は物流ウィークリーWebサイトをご覧ください。

■ トラック運送業界の景況感  (全日本トラック協会) ..。..。..。..。..。..。..。
全日本トラック協会Webサイトにて、平成27年4月~6月期における「トラック運送業界の景況感 (速報)」が公開されています。
http://www.jta.or.jp/chosa/keikyo/keikyo_pdf/keikyo1504_06.pdf

本資料を診ると、2013年9月の、つまり東京オリンピック開催決定時から始まった運送ビジネスに対する追い風感が、完全に途絶えた印象を受けます。

「軽油価格が下落したものの未だ高止まりの水準にあり、運転者の深刻な人材不足に直面するなど、足元の事業環境は厳しく、景況感の判断指標は▲34.6となり、前回(▲28.3)から悪化」と同レポートではまとめられています。特積みでは、輸送量、営業収入とも改善の傾向にあるようですが、一般貨物では輸送量、営業収入とも減少したとのこと。運賃は、宅配便以外悪化傾向にあるとされています。

「今期の特徴は、トラック運送業界の多層化構造のなかで、事業規模間の格差が拡大している点があげられる」

これは、肌感覚として多くの物流企業が感じているところではないでしょうか。
大規模事業者における景況感の判断指標は▲13.5と前回(▲35.4)から大幅に改善。しかしながら、中規模事業者・小規模事業者は、多くの指標において前回より悪化したとされています。

運送会社のうち、約57%が車両10台以下、約49%が従業員10名以下であり、中小企業が多数を占める運送業界において、「事業規模間の格差が拡大」することは、望ましいことではないはずです。
長期的なスパンで見れば改善傾向にある運送業界ですが、その伸びは鈍化しており、中短期スパンでは今後落ち込む時期も出てくることが予想されます。

 

 

■ インターンシップを実施します ..。..。..。..。..。..。..。
秋元運輸倉庫では、来月9月大学生向けのインターンシップおよび会社説明会を実施します。
あわせて、高卒採用に向けた試みもスタートさせています。

以前の秋元通信でも、弊社が就職情報サイトを用いて採用活動を行った実績をお伝えしたことがありました。
「やるべきことをやれば、決して採用は難しいことではない」
これは以前も、そして今回もあらためて感じたことです。

インターンシップの様子や、弊社の採用に向けた試みは、追って本メルマガでもご紹介していく予定です。
お楽しみに!

インターンシップ2015@秋元運輸倉庫

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。

 


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