秋元通信

【2023/09 #1】メルマガ枕文

  • 2023.9.12

こんにちは。
 
「テレワークの実施率が15.5% と過去最低を記録した」という、日本生産性本部による「第13回 働く人の意識調査 」の結果が話題になっています。
 
この調査結果では、新型コロナウイルスが感染症法上、5類へと移行した結果、コロナに対する不安感が、調査を開始した2020年5月以降、最小となったことと合わせて、テレワークの実施率も最低になったと報告しています。
 
この調査結果は、朝日新聞など大手メディアでも取り上げられました。概ね、「テレワークって、なんだかんだ言って、コロナ禍における一過性のものだったのね…」という意見が多いようですが。
ちょっと、その見方は浅はかな気が、筆者はしています。
 
コロナ禍という非常事態にあって、感染症対策として有効とされたテレワークが増加し、そして新型コロナウイルスの流行が落ち着いたタイミングで、テレワークが減るのは当たり前のことです。
テレワークが定着したかどうかをはかる上で、むしろ大切なのは、「必要な人が、必要なときにテレワークを利用できる社会が醸成されているかどうか?」ではないでしょうか。
 
例えば今の季節であれば、台風などにより出勤が困難な場合に、柔軟にテレワークに切り替えることができるかどうかは、ひとつの目安となるでしょう。
コロナ以前であれば、電車等が遅延しているのに多くの人が駅に殺到したり、あるいは交通障害の発生を見通して、会社に泊まるなんて人もいました。端的に言えば、「こういう時こそテレワークさせてくれよ…」と嘆く人が減ったかどうかですね。
 
もちろん、子育てや介護のために、在宅勤務が望ましい人が、テレワークを選びやすくなっているかどうかも、テレワークが社会に定着したかどうかをはかる目安のひとつとなるでしょう。
 
このあたりは、適当な資料や統計があれば、深掘りしましょうね。
 
 
さて今回は、パルシステムさまが今夏行った、小学生向けの「物流・IT親子おしごと体験会」をレポートします。
ぜひ、多くの人に知ってほしい、素晴らしい取り組みでした!
サブ記事では、「持続可能な物流の実現に向けた検討会」の最終取りまとめを紐解きます
 
では、本編をお楽しみください。


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