秋元通信

新東京丸で行く、東京港見学

  • 2016.6.22

※画像は全てクリックで拡大します。

東京港の見学ツアーがあることをご存知でしょうか?
視察船「新東京丸」で、東京港を巡りながら歴史、港の機能や、東京港の特徴を学ぶことのできるツアーです。
しかも、無料!

今回、芝浦営業所の小林所長、上田とともに、この見学ツアーに参加してきました。
その様子をレポートしましょう。

これが新東京丸

これが新東京丸

 

これが新東京丸。
竹芝小型船ターミナルから出港します。
大島など伊豆諸島に向かう船のターミナルとなる竹芝桟橋からは、少し距離が離れています。

 

 

私どもが乗船したのは、竹芝小型船ターミナルから出港し、再び同じ場所に戻ってくるコース。
秋元運輸倉庫が拠点を構える、日の出ふ頭、芝浦ふ頭から、レインボーブリッジをくぐり、さらに品川ふ頭、大井ふ頭、青海コンテナ埠頭から中央防波堤の先に進み、ぐるっと中央防波堤を周り込み、ゲートブリッジを通過。貯木場(新木場)、フェリー埠頭を眺めながら、再び竹芝小型船ターミナルまで戻ってくる、1時間半弱の航海となります。

 

出航前の様子

出航前の様子

 

乗船に際しては、あらかじめネットから予約が必要です。
http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/yakuwari/ship/shisatsusen/

予約を行うと乗船券がメールされてきますので、プリントアウトし、乗船当日持参します。
簡単な乗船受付を行いますが、特に座席指定などはありません。
良い席を取りたい方は、乗船口前に並んでおいたほうが良いでしょう。

 

新東京丸の船内

新東京丸の船内

乗船するのは1階。
中央には大きな円卓があり、席は円卓の周囲と窓側に設置されています。

新東京丸は、東京都が所有する視察船で、会議などの用途にも使用されます。
そのため、中央に円卓が据えられています。

ツアーには港湾で働いていた大先輩がガイドとしてアテンド、東京港の歴史、港湾の機能、各ふ頭の説明など、時にユーモア(書けないようなことも含め 笑)を交えながら、楽しいひと時を演出してくださいます。

 

 

ちょうど芝浦ふ頭にある弊社1号倉庫横を通り過ぎるところです

ちょうど芝浦ふ頭にある弊社1号倉庫横を通り過ぎるところです

こちらは復路に撮影。遠くに1号倉庫を含めた芝浦ふ頭が見えます

こちらは復路に撮影。遠くに1号倉庫を含めた芝浦ふ頭が見えます

さて、今回新東京丸に乗船したのは、秋元通信のネタを回収しつつ、上田に東京港、そして港湾の機能やビジネスを学んでもらおうという狙い。

 

大先輩ガイドと、もうひとりの先輩:小林所長の説明を、熱心に聞きながらも…、時に睡魔と戦う時間もあったようですね。
まあ、芝浦営業所におけるデリバリーの要を担うのが上田の仕事。お疲れだったのでしょう 笑

 

 

 

 

海上から望むお台場。船の科学館が見える。

海上から望むお台場。船の科学館が見える。

荷役を行うコンテナ船とガントリークレーン

荷役を行うコンテナ船とガントリークレーン

レインボーブリッジをくぐると、右手に品川ふ頭、左手に船の科学館とお台場が見えます。
船の科学館、残念ながら現在は公開されていません。老朽化が進み、2011年より休館しています。船の科学館が開館されたのは、昭和49年。「お台場」という言葉がなく、「東京港13号地」と呼ばれていた頃から、長くこの地のシンボルでした。

さらに進むと、右手は大井ふ頭。左手は、青海コンテナ埠頭となり、観光地としての臨海副都心地区から、物流の拠点ターミナルである東京港としての顔をのぞかせ始めます。
同乗していた一般客の方々は、威容を見せるガントリークレーンがコンテナ船から次々とコンテナを運び出す様子に興味津々だったようです。

中央防波堤の灯台。その右手の黒い階段上の建物は、臨海トンネルの通気口。

中央防波堤の灯台。その右手の黒い階段上の建物は、臨海トンネルの通気口。

 

中央防波堤から出ると、そこはもう外海です。
乗船した当日は波も穏やかでしたが、波が大きい時は、中央防波堤を出ると、船の揺れ方が変わるのが分かります。

昨年秋、大学生インターンシップの一環として新東京丸に乗船した際は、台風で海が荒れていたため、中央防波堤から外には出ませんでした。

中央防波堤の外海に向かって、右側の灯台は白色、左手の灯台は赤色です。
この灯台は、タモリ倶楽部でも取り上げらていましたね。

中央防波堤内埋立地は、一般の方が自由に立ち入ることができない地区です。
2020年東京オリンピック開催時には、馬術やカヌー、ボート、BMXなどの会場となる予定です。また、現在整備中の「海の森公園」は、今年中に一部が開園される予定となっています。

ブログには、昨年秋、正式開園に先んじてイベント開放された海の森公園から撮影した東京港のパノラマ画像もアップしておきます。

海の森公園から撮影した画像。※クリックで拡大します

海の森公園から撮影した画像。正面方向は新木場。浮きドックを背後から見る形となっている。

海の森公園から撮影した画像。※クリックで拡大します

海の森公園から撮影した画像。正面がフェリー埠頭。左手がお台場で、テレコムセンタービルが見える。

 

トラス構造の特徴的な外見から、恐竜橋とも呼ばれるゲートブリッジをくぐると不思議な巨大構造物が左手に見えてきます。ニコリと笑う目が描かれたこの構造物の正体は浮きドック。
橋などの土台となるケーソンを作っています。
乗船当日には、浮きドックの向かいに完成したケーソンも係留されていました。このケーソンは、数日をかけて大島まで曳航される予定だそうです。

笑ってるでしょ!

笑ってるでしょ!

これがケーソン。橋などの土台として、海に沈められます。

これがケーソン。橋などの土台として、海に沈められます。

浮きドックを横から眺めたところ。

浮きドックを横から眺めたところ。

 

新東京丸の東京港見学ツアーは、東京都港湾局が募集するものと、東京都港湾振興協会が主催するものとふたつあるようです。
後者の方がより一般客向けの色合いが強いようですが、開催日が少ないため応募者も多く、抽選の倍率も10~20倍以上になることもあるとか。ただし、東京都港湾振興協会が主催するものでは、他特典がつくこともあります。
筆者が個人的に参加した際には、青海客船ターミナルで下船、そのまま東京みなと館の見学が可能でした。

東京港に興味のある方はもちろん、物流企業における研修の一環としても、新東京丸はオススメです。
ぜひ、ご参加してみてはいかがでしょうか。

 

※加筆訂正 2016年6月24日
海の森公園、記事中のとおり、当初の予定では今年中に一部開園予定だったのですが、よくよく調べてみると、2020年、つまり東京オリンピック後の開園に変更になったそうです。

「都議会は九日の定例会本会議で、議員十六人による一般質問を行った。多くの都民らが参加し、東京湾の中央防波堤埋め立て地に植樹などを進めてきた海上公園「海の森」に関して、都側は二〇一六年度に予定している一部開園を見直し、二〇年五輪・パラリンピック後に開園時期を延期する方針を明らかにした。
都港湾局によると、海の森の周辺地域では五輪のボート、カヌー・スプリント会場となる水上競技場や、都心部と競技会場を結ぶ道路などの建設工事が予定されており、二〇年大会までに完成させる。
一六年度に一部開園すると、大規模工事を進めながら来園者の安全を確保する必要があり、武市敬港湾局長は「円滑な工事の進ちょくに影響が出る恐れがある」と説明した」 (東京新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201512/CK2015121002000167.html

 

 

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